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ごあいさつ

旭化成ホームズ株式会社
代表取締役社長

大和久 裕二

私たち旭化成ホームズは、1972年に旭化成グループの住宅会社として誕生しました。日本が高度成長を実現した昭和40年代、それまで日本になかった「ALCコンクリート・ヘーベル」を建築材料として導入。都市化が著しく進展し、従来にも増して耐震・耐火・耐久性に優れた住まいが求められる中、私たちはその期待に応えることを使命と考え、どこよりも安心・安全な住まいを目指して「ヘーベルハウス」を発売しました。

以降、主に都市部を中心に、住宅を通じて安心で豊かな暮らしを実現することを掲げ、住宅の長期メンテナンスプログラム制定、制震構造の採用、リフォーム事業や不動産開発・流通事業の拡充を通じて良質なストックの形成を目指してきました。

地球規模の気候変動により頻発する激甚災害や世界各地で起きている国際紛争は、物価の高騰や安全保障への懸念など、私たちの生活に大きな影響を与えるようになっています。国内に目を向ければ、超高齢化社会の進展を受けた人生100年時代の到来やコロナ禍などを背景に、私たちのライフスタイルも急激に変化しています。このように時代の大きな転換期を迎えている現在、人びとは長い人生を、心身ともに健康であることはもちろん、日々安全に、そして心の豊かさや幸せを実感し続けられる人生を送る“ウェルビーイング”を強く求めるようになっています。

当社はこれまで、人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支え続ける「LONGLIFE」な商品・サービスの提供に努めてまいりました。これからもいまを生きる人びとのくらしそのものを見つめ、そしてそれを引き継いでいく次世代のくらしに思いをはせながら、長く、安心して、そして豊かに暮らし続けるために必要な商品やサービスを提供し続けたいと考えております。その考え方は、世界中の人々が豊かな人生を紡ぎ続けるサステナブルな環境を創り上げていくという、世界共通の認識につながるものと考えております。当社はこれからも、事業活動そのものを通してサステナブルな社会の実現に貢献していくことで、世の中に必要とされ、感謝され続ける企業を目指してまいります。