「おしゃれなガレージ付き注文住宅の事例を見たい」
「注文住宅に設置できるガレージの種類は何がある?」
自家用車を所有している場合、住宅のガレージをどのようにするか悩む方は多いでしょう。
本記事では、注文住宅に設置できるガレージの種類や、3つのおしゃれなガレージ付き住宅の事例を紹介します。注文住宅にガレージをつける際のメリットとデメリットも解説していますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。
この記事でわかること
ヘーベルハウスの「THINK HAUS」は、注文住宅の実際の間取りやデザインなどを紹介している、家づくりの情報ナレッジサイトです。ガレージ付きの実例住宅を含めた、さまざまな間取りの事例を画像と動画で豊富に紹介しています。
また、イメージギャラリーでは条件の絞り込み検索ができるため、ガレージ付き住宅の事例を簡単に探せます。
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もくじ
注文住宅で選択できるガレージの種類は、以下の3つです。
それぞれのガレージの特徴を、順番に解説します。
ビルトインガレージはインナーガレージとも呼ばれ、駐車スペースと建物が一体化した構造です。
建物の1階にガレージを設けるため、敷地面積が小さい土地でも駐車スペースを確保できるメリットがあります。四方を壁とシャッターで囲む造りで、愛車のメンテナンスやDIYなどの作業場、倉庫などの用途にも使用できるガレージです。
ピロティガレージは、建物の1階部分は柱のみの構造で、2階の床がガレージの屋根となる、壁が無いスペースです。
ピロティ部分に壁が無いため、耐震性を持たせるための構造計算を基にした設計が重要になります。建物内での排気ガスが気になるけれども、住宅の敷地内に屋根がある駐車スペースを設けたい場合などに向いています。
独立式ガレージは、敷地内に建物と分離した空間として設ける駐車スペースです。
広い敷地面積を確保できる場合には、独立式ガレージも選択肢の一つになります。住宅と分離しているため、エンジン音や排気ガスが臭いなどの心配が少ない点がメリットです。
四方をシャッターと壁、屋根に囲まれているため、ビルトインガレージと同様に作業場や倉庫などの用途にも使用できます。
ヘーベルハウスにおける、おしゃれなガレージ付き注文住宅の実例を紹介します。
ガレージの画像の他、注文住宅のポイントなども紹介しているため、間取りの参考にしてください。
口約5.5mの大きなビルトインガレージで、ゆとりをもって2台の車を駐車できるようにした実例です。丘の上の住宅だからこそ、車2台をスマートに停めておけるように広めのガレージを用意しました。
このように柱を使わず広々としたガレージを用意できるのは、鉄骨造の住宅ならではの強みといえます。
間口が狭く周囲を隣家に囲まれた土地でLDKを2階に設け、その下部分を利用するピロティガレージを実現しました。
敷地面積25坪と狭めの土地ながらも、重鉄構造で室内に柱や壁がないため、広々としたLDKを確保できています。2階にLDKと水廻りを集中させて家事動線を短くするなど、生活しやすい工夫が詰まった注文住宅です。
愛車の出し入れがしやすいよう、道路側にガレージの出入口を配置しています。
ガレージのすぐ隣には、愛車のためのホビールームを設けました。ホビールームでは、愛車を眺めて過ごせる他、ダーツなどの趣味を楽しめます。
奥に長い敷地を活かした間取りです。40畳あるLDKは吹き抜けで、開放的な空間になっています。
ヘーベルハウスが提供する情報ナレッジサイトの「THINK HAUS」では、ここで紹介したもの以外にも注文住宅の実例を紹介しています。ガレージ付きの注文住宅をはじめ、オーナー様のこだわりが詰まった事例を画像と動画で豊富に掲載しており、登録後は自由に閲覧可能です。
条件を設定して画像を検索できるイメージギャラリーは、注文住宅の間取り探しにも便利です。以下のリンク先より会員登録をした上で、間取り探しにご利用ください。
注文住宅にガレージを作るメリットは、以下のとおりです。
ガレージを作るとどのような利点があるか、順番に説明します。
車から屋内まで移動する距離の短い点が、注文住宅にガレージを作るメリットの一つです。
以下の平面図のように玄関のすぐ隣にガレージを設置し、ガレージ内に玄関につながる出入り口を設ければ雨にぬれずに家に入ることができます。
花粉や紫外線など屋外環境から愛車を守れることも、ガレージのメリットです。
車の塗装が色あせたり劣化したりする要因には、花粉や紫外線などがあるといわれています。シャッターと壁で四方を囲むビルトインガレージや独立式ガレージの場合、花粉や紫外線の影響を受けにくくなります。
建物内に駐車できるビルトインガレージや独立式ガレージなら、盗難やいたずらの心配が少ない点もメリットです。
誰でも立ち入りできる屋外の賃貸の駐車場や、カーポートなどを利用する場合、盗難やいたずらの懸念があります。
一方で、ビルトインガレージや独立式ガレージは、シャッターで施錠できるため、家族以外の人物は侵入が難しくなります。また、ピロティガレージも建物の真下に駐車スペースがあり、侵入しにくいと感じる不審者が多い構造です。
家族以外は愛車に近づきにくくなるため、盗難やいたずらの被害に遭う可能性を減らすことができます。
駐車スペース以外の使い方ができる点も、ガレージの魅力です。ガレージの用途の事例には、以下のようなものがあります。
屋根があるため日差しがよけられて雨でも濡れにくく、天候に左右されずガレージで快適な時間を過ごせるでしょう。
建物と一体化しているビルトインガレージやピロティガレージは、住宅を建てるのに必要な敷地面積と間取りの工夫によって、土地の敷地面積が小さくても駐車スペースを確保できます。
一方で、独立式ガレージやカーポートを設置する場合、住宅以外に十分な敷地面積が必要です。
また、自宅の敷地外に駐車場を借りると賃貸料金がかかりますが、ガレージがある注文住宅なら駐車場代がかからないこともメリットです。
専門家コメント
敷地面積が小さい狭小地でも、ビルトインガレージを実現できます。土地の広さも必要ですが、限られた面積を活かした設計が得意なハウスメーカーに、間取りを相談することも大切です。
また、住宅を3階建てにして居住部分を上にのばすことで、敷地面積が広くなくてもビルトインガレージの導入ができる場合もあります。
注文住宅でガレージを作るデメリットは、以下のとおりです。
どのようなことがガレージを作る上で懸念事項となるか、具体的に説明します。
ビルトインガレージの場合、住宅の中で愛車のエンジンをかけるため、換気や音の対策が欠かせません。
換気や音の対策事例には、以下のようなものがあります。
ガレージと居住スペースが建物内で隣り合った間取りの場合、どちらも快適な空間にするための工夫が必要です。
ガレージをつける場合とつけない場合で比較すると、つけるほうが注文住宅の建築費用が高くなります。
建築費用が高くなる理由は、建物が強度を保てるように対策が必要なためです。自家用車の車種や駐車する台数によりますが、車を出し入れするために、ガレージには一定の広さが求められます。
ガレージの下には構造上の基礎が作られるため、スペースが広くなればなるほど土台の基礎工事も範囲が広がる分、建築費用が上昇します。注文住宅にガレージが無い場合と比較して、建築費用が割高となるケースが多いです。
間取りを工夫しなければ、居住スペースが極端に狭くなる懸念のある点が、注文住宅にガレージを作るデメリットです。
ビルトインガレージの場合、住宅の1階のほとんどがガレージのためのスペースになることもあります。生活するための空間が狭く不便を感じることがないよう、3階建てにするなど間取りの工夫が必要です。
注文住宅で選べるガレージは、以下の3種類です。
駐車スペースと建物が一体化しているビルトインガレージとピロティガレージは、敷地面積に広さが無い場合も、取り入れやすくなっています。ただし、居住スペースが狭くなって自宅で快適に過ごせない事態にならないよう、限られた面積での設計が得意なハウスメーカーへの相談がおすすめです。
独立式ガレージは、敷地面積が広くて、エンジン音や排気ガスが気にならないようにしたい場合に、設置が向いています。
いずれのガレージも、間取りや強度などノウハウが必要なため、導入実績がある業者への相談が必要です。
以下のページでは、ガレージ付きの住宅のさまざまな楽しみ方を紹介しています。より詳しいプラン例を紹介しているライフスタイルブックもプレゼントしているので、ガレージ探しの参考にしてください。
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専門家コメント
ガレージの用途により、あると便利な機能や設備は変わります。愛車を駐車するだけでなく、倉庫として利用する場合は、収納棚を設置すると便利です。
また、愛車のメンテナンスなど作業場にする場合は、手洗い場があるとよいでしょう。